【2026年最新】インバスケットとは?昇格試験で落ちないための例題付き完全ガイド

インバスケットとは インバスケット対策
  1. はじめに:突然言われて焦ってませんか?
  2. インバスケットって何?まずは基本を理解しよう
    1. インバスケットの正体
    2. インバスケットの歴史
    3. どんな場面で使われるの?
  3. インバスケット試験の特徴5つ
    1. 特徴①架空の人物になりきる
    2. 特徴②時間が圧倒的に足りない
    3. 特徴③直接対応できない制約がある
    4. 特徴④正解がない
    5. 特徴⑤総合的な能力が問われる
  4. 実際どんな問題が出るの?例題で体験!
    1. 例題:あなたは新任の営業課長です
  5. インバスケットで評価される10の能力
    1. ①問題発見力・分析力
    2. ②判断力・意思決定力
    3. ③優先順位設定力
    4. ④計画力・実行力
    5. ⑤情報収集・把握力
    6. ⑥コミュニケーション力
    7. ⑦リーダーシップ・統率力
    8. ⑧人材育成・活用力
    9. ⑨感受性・配慮
    10. ⑩創造力・改善提案力
  6. 合格するための7つのコツ【超重要】
    1. コツ①全案件を最初に一通り読む
    2. コツ②緊急度×重要度マトリクスで優先順位をつける
    3. コツ③回答は「結論→理由→具体的指示」の順で
    4. コツ④「誰が・いつまでに・何を」を必ず書く
    5. コツ⑤役職になりきる
    6. コツ⑥アクション数を増やす
    7. コツ⑦すべての案件に何か書く
  7. 例題の模範解答例を見てみよう
    1. 案件1(クレーム)の模範解答
    2. 案件2(価格相談)の模範解答
  8. よくある失敗パターン5つ
    1. 失敗①1件目から丁寧に解いてしまう
    2. 失敗②「検討します」「確認します」だけで終わる
    3. 失敗③自分で全部やろうとする
    4. 失敗④案件の関連性に気づかない
    5. 失敗⑤時間配分を間違える
  9. 試験直前にやるべき3つのこと
    1. ①過去問や問題集を最低3回は解く
    2. ②制限時間を意識して練習する
    3. ③ビジネスの基礎知識を復習する
  10. まとめ:インバスケットは対策すれば必ず攻略できる!

はじめに:突然言われて焦ってませんか?

「来月、インバスケット試験があるから」

上司からそう告げられて、「え、インバスケット?何それ?」って焦っているあなた。
大丈夫です、みんな最初はそうなんです。
私も初めて聞いたとき、「バスケット?買い物カゴの試験?」って本気で思いましたから(笑)

でも実は、このインバスケット試験、昇格試験の中でも特に合否を左右する重要な試験なんです。合格率は平均30〜40%前後と言われていて、しっかり対策しないと本当に落ちます。

この記事では、インバスケットって何なのか、どんな問題が出るのか、そして何より「どうすれば合格できるのか」を、実際の例題を交えながらわかりやすく解説します。初めて聞く人も、過去に不合格だった人も、この記事を読めば「なるほど、そういうことか!」って腑に落ちるはずです。

さあ、一緒にインバスケットを攻略していきましょう!

そもそも管理職を目指すべきか迷っている方は、[→ 管理職になりたくない人が急増している理由と対処法]をまず読んでみてください。

インバスケットって何?まずは基本を理解しよう

インバスケットの正体

インバスケット(In-Basket)とは、与えられた業務上の課題に対して、限られた時間内で適切な対応を判断するシミュレーション形式の試験やトレーニング手法です。

もっと簡単に言うと、「あなたは今日から○○課長です。机の上に未処理の案件が山積みです。2時間以内に処理してください」っていう架空のシチュエーションで、あなたの判断力や対応力を測る試験なんです。

インバスケットの名前の由来 「In-Basket」は英語で「未処理箱」「未決箱」を意味します。デスクの上にある、まだ処理していない書類が入った箱のことですね。そこに入っている案件を次々に片付けていく、というのがこの試験のイメージです。

インバスケットの歴史

もともと1950年代にアメリカ空軍で開発され、管理職候補者の適性を判断するために使われてきました。戦場では予期せぬ事態が次々に起こります。そんな状況で、将校がどう判断し、行動するかを事前にテストする必要があったんですね。

その後、この手法が民間企業に広がり、1990年代以降、日本でも広く普及するようになりました。今では、吉野家ホールディングスの企業研修や、キヤノン株式会社の昇格試験など様々な企業でインバスケットが導入されています。

どんな場面で使われるの?

インバスケットは、企業や公的機関の人材評価や研修で活用されています。具体的には

  • 昇格試験:管理職候補者の適性を測るため(最も多い)
  • 採用試験:リーダー職やマネジメント職の選考プロセスの一環
  • 研修・トレーニング:実務に即した判断力や業務処理能力を鍛えるため

つまり、「この人、管理職として本当にやっていけるの?」を見極めるための試験なんです。


インバスケット試験の特徴5つ

インバスケット試験には、普通の筆記試験とは全く違う特徴があります。これを知らずに受験すると、面食らって失敗します。

特徴①架空の人物になりきる

仮想の人物になりきる(受験者とは違う業種・役職)のが特徴です。

例えば、あなたが今営業部の係長だとしても、試験では「製造部の課長」とか「新しく着任した支店長」といった、全く違う立場を演じることになります。自分の経験や知識だけでは対応できないようになっているんですね。

特徴②時間が圧倒的に足りない

無理のある時間設定というのも大きな特徴。典型的には、20〜30件の案件を60〜120分で処理することを求められます。全部丁寧に読んで対応していたら、絶対に時間が足りません。

私が初めてインバスケット試験を受けたときは、20件のメールと付属の資料に目をとおすだけで、60分の制限時間の50分以上を要し、回答はほとんど何も書けなかったという苦い経験がありますという体験談もあるくらいです。

特徴③直接対応できない制約がある

直接案件を処理できないような制約があるのも特徴的。

例えば、「あなたは明日から3日間出張で不在です」とか「今日の午後には飛行機で移動しなければなりません」といった設定があります。つまり、自分で直接対応できず、部下に指示を出したり、他部署に協力を依頼したりする必要があるんです。

特徴④正解がない

絶対的な正解はないというのが、インバスケットの最大の特徴。

数学のように「答えは○○」というものがありません。評価されるのは、「どう考えて、どう判断したか」というプロセスです。だから、対策が難しいんですよね。

特徴⑤総合的な能力が問われる

一問一答の試験と違って、「情報収集・把握力」「問題分析力」「判断力・論理的思考力」「実行計画力」「コミュニケーション力」などが評価されます。

つまり、知識だけあってもダメ。実務でどれだけ使えるかが試されるんです。


実際どんな問題が出るの?例題で体験!

百聞は一見にしかず。実際の問題を見てみましょう。

例題:あなたは新任の営業課長です

【状況設定】

弊社の登場人物
【営業部】
営業部長
営業課長(あなた)
営業係長:佐藤
【品質管理部】
山田課長
【物流部
鈴木係長

あなたは、ある製造メーカーの営業課長に今週月曜日付で昇進しました。前任の田中課長は急病で入院し、あなたが急遽後任となりました。今日は木曜日の朝8時。あなたは明日から3日間、重要な取引先との商談のため東京出張に行く予定です。

出社すると、デスクの上に以下のような案件が積まれていました。制限時間は90分です。それぞれの案件にどう対応するか、回答用紙に記入してください。

A社購買担当 田中
A社購買担当 田中

【案件1】取引先A社からのクレーム(メール)
送信日時:本日 7:45 件名:至急対応願います

昨日納品いただいた製品100個のうち、15個に不良品が混入していました。本日午後の製造ラインで使用予定のため、至急対応をお願いします。このままでは当社の納期にも影響が出ます。責任者から直接ご連絡ください。

佐藤
佐藤

【案件2】部下の佐藤さんからの相談(メモ)
田中前課長へ 先月から取り組んでいる新規顧客B社への提案ですが、競合のC社が当社より20%安い見積もりを出してきたと先方から連絡がありました。価格を下げないと受注は難しいと思います。どうしましょうか?価格決定の権限をいただけないでしょうか。 佐藤

総務部
総務部

【案件3】総務部からの通知(メール)
送信日時:本日 8:00 件名:経費精算の遅延について

営業課の先月分の経費精算書類が未提出です。締切は今月5日でしたが、現時点で5名分が提出されていません。本日中にご提出ください。提出がない場合、今月の給与振込に経費を反映できません。

営業部長
営業部長

【案件4】上司(営業部長)からの指示(メール)
送信日時:昨日 18:30 件名:来週の経営会議資料について

営業課の今期目標達成状況と来期の方針について、来週火曜の経営会議で報告してください。パワーポイント15枚程度で、月曜午前中までに私に提出をお願いします。


これらの案件、あなたならどう対応しますか?

いかがでしょう?読んだだけで頭が混乱しませんか?これが実際のインバスケット試験のイメージです。しかもこれはまだ4件だけ。本番の試験では20〜30件が一気に押し寄せてきます。


インバスケットで評価される10の能力

まずは模範解答をお答えする前に、あなたの回答から何を見られているのか知っておきましょう。インバスケットは回答を66項目のコンピテンシーで測定し、その結果を基に10個の能力に振り分け、数値化することで、管理職に必要なマネジメントスキルを可視化しています。

具体的には以下のような能力が評価されます:

①問題発見力・分析力

案件の背景や関係性を読み解き、目の前の事象に隠れた“本質的な問題”を見抜けるかを評価します。表面的なトラブルに振り回されず、原因の構造化や仮説立てができるかがポイントです。
管理職に求められる「課題設定力」の基礎となる能力です。

②判断力・意思決定力

大量の情報を迅速に判断する力。正しく、かつ素早く決断できるか。情報量が多く、条件が曖昧な状況でも、最適な選択肢を導き出せるかを測定します。
速度だけではなく、リスク配慮・整合性・根拠の明確さも評価対象。
優柔不断や独断傾向などの傾きも可視化できます。

③優先順位設定力

緊急度や重要度を考慮して、何から手をつけるべきかを見極める力。重要度・緊急度・影響範囲を整理し、どの案件から手をつけるべきか判断する力です。
“全部やろうとする”“緊急なものだけ処理する”といった癖も表れやすい項目です。
時間管理・組織効率に直結する能力といえます。

④計画力・実行力

単に「○○すべき」ではなく、「誰が」「いつまでに」「どのように」を具体的に示せるか。「誰が」「何を」「いつまでに」「どのように」といった具体性を持った計画を立て、実行可能な指示へ落とし込めるかを見ます。
単なる理想論ではなく、現実性・段取り・進捗管理の視点が問われます。

⑤情報収集・把握力

与えられた資料から必要な情報を入手できるか。案件同士の関連性に気づけるか。与えられた資料・メモ・メールなどから必要な情報を抜き出し、案件同士のつながりに気づけるかを評価します。
見落としや思い込みによる誤判断が起きやすいため、管理職適性が表れやすい部分です。

⑥コミュニケーション力

部下への指示、上司への報告、他部署との調整など、適切に伝える力。部下への指示のわかりやすさ、上司への報告の適切さ、関係部署との調整力などが対象です。
“伝える”だけでなく、“伝わる形を選べているか”が評価の基準になります。

⑦リーダーシップ・統率力

チームをまとめ、方向性を示す力。部下を動機づけられるか。チームの方向性を示し、迷いや停滞を解消できるかを測定します。
強引さではなく、巻き込み力・促進力・動機づけが重視されます。
管理職としての影響力を象徴する能力です。

⑧人材育成・活用力

部下の能力を見極め、適切に仕事を割り振れるか。成長の機会を与えられるか。部下の強み・弱み・成熟度を見極め、適切に権限委譲しながら成長機会を提供できるかが問われます。
自分で抱え込む癖や指示放置型などの傾向も浮き彫りになります。

⑨感受性・配慮

感受性という能力も評価されます。部下の悩みや顧客の不満に気づけるか。部下の悩みや顧客の違和感に気づく力、感情の温度に合わせた対応、摩擦の予防などが評価対象です。
職場の心理的安全性や離職防止につながる重要な能力です。

⑩創造力・改善提案力

従来のやり方に固執せず、新しい解決策を提案できるか。前例踏襲にとらわれず、より良い方法や新しい解決策を考えられるかを測定します。
“課題を処理する人”ではなく“仕組みを変える人”としての視点が問われます。


合格するための7つのコツ【超重要】

それでは、実際にどう対策すればいいのか。合格するための具体的なコツをお伝えします。

コツ①全案件を最初に一通り読む

気が急くのはわかりますが、最初に必ず関連する案件があるという前提でしっかりと全ての案件に目を通し、案件の関連性を把握してから、回答を書くようにして下さい。

いきなり1件目から丁寧に解き始めるのは絶対NG。まずは全体像を把握しましょう。

具体的な手順:

  1. 最初の10〜15分で全案件をざっと読む
  2. 付箋やメモで「緊急」「重要」「関連あり」などを書き込む
  3. 案件同士のつながりを見つける(例:案件5の原因が案件12に書いてある、など)

コツ②緊急度×重要度マトリクスで優先順位をつける

緊急度と重要度をマトリクスで整理すると、意思決定がスムーズになります。

重要度:高重要度:低
緊急度:高最優先(すぐやる)次にやる
緊急度:低計画的にやる後回し or やらない

例えば、先ほどの例題だと:

  • 案件1(クレーム):緊急度高・重要度高 → 最優先
  • 案件2(価格相談):緊急度中・重要度高 → 2番目
  • 案件3(経費精算):緊急度高・重要度低 → 3番目
  • 案件4(経営会議資料):緊急度低・重要度高 → 出張前に段取りだけ

コツ③回答は「結論→理由→具体的指示」の順で

結論を先に述べ、不要な説明を省くのが鉄則。

ダメな回答例: 「A社からクレームが来ています。これは重大な問題です。不良品が15個もあるのは品質管理に問題がありそうです。早急に対応すべきだと思います。」

良い回答例:
【判断】品質管理部の山田課長に連絡し、不良品の原因調査と代替品の即日配送を指示する。
【理由】A社の製造ラインへの影響を最小限に抑えるため。
【具体的指示】
①品質管理部・山田課長:本日10時までに不良原因を調査し報告
②物流担当・鈴木係長:代替品15個を本日12時までにA社へ配送
③私:A社の担当者に電話で謝罪し、対応状況を説明(出張前に実施)
④部下・佐藤:A社へ同行訪問し、経過報告とフォロー

コツ④「誰が・いつまでに・何を」を必ず書く

「誰が」「何を」「いつまでに」「どのように」行うのか、そして「なぜ」そう判断したのか、という視点を持って回答を作成する必要があります。

曖昧な指示は評価されません。「検討する」「考える」だけではダメ。具体的な行動まで落とし込みましょう。

コツ⑤役職になりきる

試験問題で指定された「上位の役職者になりきること」が絶対的に求められます。

課長なら課長として、部長なら部長としての視点で判断する必要があります。「私が直接やります」ばかりでは、マネージャーとして失格。部下に権限を委譲し、自分は全体を統括する視点を持ちましょう。

コツ⑥アクション数を増やす

単純に評価を上げたいのであれば、アクション数を増やすことが一番の近道です。

1つの案件に対して、1つの対応だけでなく、複数の視点から対策を考えましょう:

  • 緊急対応(今すぐやること)
  • 再発防止策(同じことが起きないように)
  • 関係者への報告・連絡・相談
  • フォローアップ(やりっぱなしにしない)

コツ⑦すべての案件に何か書く

時間がなくても、白紙で出すのは絶対NG。1分程度しか残り時間がない状況で、少しでも得点を上乗せするためには、最低限の判断だけでも書き込みましょう。

【保留】出張後に詳細確認」でもいいんです。何も書かないより100倍マシです。


例題の模範解答例を見てみよう

先ほどの例題について、合格レベルの回答例をお見せします。

案件1(クレーム)の模範解答

【優先順位】1位(最優先対応)

【判断・指示内容】
①品質管理部・山田課長に電話連絡(本日9:00)  
→不良品の原因特定と報告書作成を依頼(期限:本日12:00)  
→代替品15個の在庫確認と即日配送の可否を確認

②物流担当・鈴木係長に連絡(本日9:15)  
→代替品15個をA社へ本日14:00までに配送手配  
→配送状況を私と佐藤に随時報告

③私自身の対応(本日10:00)  
→A社の購買担当・田中様に電話で直接謝罪  
→対応状況(代替品配送スケジュール)を説明  
→今後の再発防止策を後日報告することを約束

④部下・佐藤に指示(本日15:00)  
→A社へ訪問し、代替品納品の立ち会いと謝罪  
→先方の製造ラインへの影響を確認しヒアリング  
→訪問後、状況を私にメール報告

⑤再発防止策の検討(出張から戻った後)  
→品質管理部と合同ミーティングを設定(来週水曜)  
→出荷前検査体制の見直し案を協議

【理由】 A社の製造ラインへの影響を最小限に抑えることが最優先 ・責任者として直接謝罪することで信頼関係を維持 ・再発防止まで視野に入れた対応で、組織的な改善につなげる


案件2(価格相談)の模範解答

【優先順位】2位

【判断・指示内容】 ①本日中に佐藤と30分面談を設定  
→B社案件の詳細ヒアリング(提案内容、競合C社の条件、先方の本音)  
→当社の利益率と値引き可能な範囲を確認

②営業部長に状況報告と相談(本日中)  
→20%の価格差をどこまで埋められるか判断を仰ぐ  
→価格以外の付加価値(納期、サポート、品質)で差別化できないか提案

③佐藤への権限委譲と条件提示(明日)  
→値引き上限10%までの価格決定権を委譲  
→ただし、それ以上は部長決裁が必要と伝える  
→価格以外の提案(アフターサービス強化など)を一緒に検討

④フォローアップ(出張中も対応)  
→佐藤から進捗をメールで報告させる  
→必要に応じて出張先から電話サポート

【理由】 新任課長として、部下の育成と権限委譲のバランスを取る ・安易な値引きは利益を圧迫するため、慎重な判断が必要 ・価格以外の価値提案で差別化を図ることで、利益率を維持

【育成の視点】 佐藤には今回の対応プロセスを通じて、価格交渉のスキルと経営視点を学んでもらう機会とする。


いかがでしょう?「ここまで具体的に書くのか!」と驚きませんか?
これが合格レベルの回答なんです。


よくある失敗パターン5つ

多くの人が陥る失敗パターンを知っておきましょう。

失敗①1件目から丁寧に解いてしまう

全体を見ずに1件ずつ丁寧に対応すると、時間が足りなくなります。最後の方の案件は白紙、なんてことに。

失敗②「検討します」「確認します」だけで終わる

「~と思います」「~かもしれません」など、曖昧な表現が多いと評価されません。具体的な行動まで書きましょう。

失敗③自分で全部やろうとする

管理職なのに「私が直接対応します」ばかりでは、マネジメント能力が疑われます。部下に権限委譲しましょう。

失敗④案件の関連性に気づかない

インバスケットでは、ある案件に現象があり、別の案件に原因がある場合があります。個別に対応するのではなく、全体を俯瞰しましょう。

失敗⑤時間配分を間違える

最初の案件に30分もかけてしまい、後半は時間切れ。時間配分は最重要スキルです。


試験直前にやるべき3つのこと

①過去問や問題集を最低3回は解く

過去問を解き、回答プロセスを記録することが最も効果的な対策。書籍や問題集を活用して、実際に手を動かしましょう。

②制限時間を意識して練習する

最初に問題をざっと確認し、「緊急度・重要度」を意識して振り分ける練習を繰り返しましょう。タイマーを使って本番を想定した訓練が必須です。

③ビジネスの基礎知識を復習する

経営や財務、労務について最低限のビジネス的な一般常識は持つようにして下さい。労働基準法、コンプライアンス、財務諸表の基礎などは最低限押さえておきましょう。


まとめ:インバスケットは対策すれば必ず攻略できる!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
インバスケット試験について、だいぶイメージが湧いたんじゃないでしょうか?

この記事のポイントをおさらい:

✅ インバスケットは限られた時間で大量の案件を処理する試験
✅ 正解はないが、評価されるポイントは明確にある
✅ 合格率30〜40%の難関試験だが、対策次第で突破可能
✅ 全体把握→優先順位→具体的な指示、の流れが基本
✅ 「誰が・いつまでに・何を」を必ず書く
✅ 役職になりきって、管理職としての視点を持つ
✅ アクション数を増やして得点を稼ぐ

インバスケット試験は確かに難しいです。でも、インバスケットを繰り返しトレーニングすることで、仕事の進め方が劇的に変わります。この試験対策は、実務でも100%役立つスキルなんです。

「完璧な回答を書かなきゃ」と思わなくて大丈夫。質・量ともに全答できる試験ではないし、全答することが必須ということでもありません。大事なのは、限られた時間の中で「管理職としての思考プロセス」を示すこと。

焦らず、コツコツ準備していけば、必ず合格できます。応援しています!

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