インバスケット練習問題⑤【総合8問】複合トラブル同時発生の応用編

数値判断の重要ポイント4項目をまとめた図。 インバスケット対策

「全部が同時に起きたら、どこから手をつけますか?」

これまでのセット①〜④では、優先順位判断・顧客対応・関係者調整・数値判断と、テーマを分けて練習してきました。しかし本番の昇格試験では、これらが同時に襲いかかってきます

セット⑤は「応用・総合」編です。年度末の売上確定と次年度計画の策定が同時進行するなか、本番稼働2週間前のシステムにバグが発覚し、エース社員の退職、情報漏洩の疑い、ハラスメント相談まで重なる――。すべてが絡み合う「修羅場」で、あなたの判断力が試されます

✅ この記事でできること

  • セット①〜④の能力を総動員する応用問題8問に挑戦できる
  • 問題同士が関連し合う「複合トラブル」のリアルなシナリオを体験できる
  • 各問題に「採点者が見ているポイント」の解答ヒント付き
  • 修羅場での冷静な判断フレームが身につく
  • よくある失敗パターン5つと振り返りチェックリスト付き
セット①〜④がまだの方はこちら

このセットの前提設定|3月・年度末の修羅場

セット⑤はセット①〜④と同じ会社・人物で、時期は3月中旬(年度末)。以下が同時進行しています。

❌ 同時進行中の状況(全8問に影響)

DB-Nextプロジェクト(大東銀行向け)の本番稼働まで残り2週間
年度の売上目標達成まであと3,500万円の不足
年度末の人事評価シートの提出期限が今週金曜日
次年度の事業計画・人員計画の経営会議が3日後
派遣社員・中村の契約更新判断が今月末

セット⑤の8問が互いに影響し合う複合トラブル関連図

主要な登場人物

氏名 役職 年齢 備考
田中誠一 第2課 課長(あなた) 42歳 着任3ヶ月目
佐藤正樹 部長 55歳 来年定年
鈴木康弘 第1課 課長 48歳 ベテラン管理職
山本裕介 第2課 ベテラン 38歳 大東銀行主担当
高橋美咲 第2課 中堅エース 32歳 DB-Next主担当
小林拓也 第2課 若手 26歳 入社4年目
渡辺萌 第2課 新人 23歳 入社1年目
中村健 第2課 派遣 35歳 契約更新時期
松田一郎 技術部長 52歳 今週水曜まで海外出張
吉田健太 開発リーダー 34歳 DB-Next開発責任者
修羅場での判断フレーム(全体俯瞰→仕分け→委任→集中)

✅ 練習の進め方(重要)

  • セット⑤は問題同士が関連し合う構造です。まず全8問をざっと読み、関連性を把握してから解き始めてください
  • 各問題の制限時間(7〜8分)を守り、1問に時間をかけすぎないこと
  • 完璧な回答より全問に回答することを優先してください
  • 「自分でやること」と「委任すること」の仕分けが特に重要です

問題1:本番直前の重大バグ発見(制限時間8分)

状況説明

3月15日(月)朝9時、開発リーダーの吉田から緊急連絡。DB-Nextプロジェクトの本番稼働を2週間後の3月29日に控えるなか、週末の結合テストでデータ移行モジュールに重大なバグが発覚しました。

旧システムから新システムへの顧客データ移行時に、口座情報の一部が別の顧客レコードに紐づく不具合です。金融機関のシステムで口座情報の誤紐づけは致命的です。

吉田の初期調査によると、修正に最低5営業日、再テストに3営業日が必要。3月29日の本番稼働は事実上不可能に近い。一方、大東銀行は4月1日の運用開始を全行内に通知済みで、研修も組まれています。

与件情報

項目 内容
契約金額 4,800万円
本番稼働予定日 3月29日(月)
バグ内容 データ移行時の口座情報誤紐づけ
修正見込み 最低5営業日+再テスト3営業日
顧客側状況 4/1運用開始を全行内通知済み
技術部長・松田 今週水曜まで海外出張中

指示内容

あなたが田中課長だったら、今日中に取るべきアクション(優先順位付き)、大東銀行への報告方針、スケジュール延期が避けられない場合の代替案を記述してください。

✅ 解答のヒント

金融機関のデータ移行バグは「隠せない・先送りできない」最高優先度の案件です。今日中にやるべきことは(1)吉田と修正方針・最短スケジュールの確認、(2)佐藤部長への即時報告、(3)大東銀行・河野部長への第一報(事実+対策検討中の旨)。

代替案として「データ移行モジュール以外の機能を3/29に先行稼働させ、データ移行は4月第2週に段階実施」というフェーズ分割案を出せるかがポイント。「全か無か」ではなく段階的対応を示すことで評価されます。


問題2:年度末の売上不足(制限時間7分)

状況説明

3月15日(月)午前10時、佐藤部長から呼び出し。「第2課の年間売上目標まであと3,500万円足りない。残り2週間で何か手はないのか?」

DB-Nextの4,800万円は検収条件(本番稼働後1ヶ月検収期間完了)があり、年度内の売上計上は不可能。来期売上になります。

売上パイプライン

案件 金額 確度 備考
日本精密工業 追加開発 1,200万円 70% 見積提出済み、決裁待ち
三和物産 保守契約更新 800万円 50% 経営不振の噂あり
既存顧客A 小口案件 300万円 90% 納品完了、検収待ち
既存顧客B 追加保守 200万円 80% 口頭内諾あり
新規見込C社 500万円 30% 提案段階
新規見込D社 400万円 20% 初回ヒアリング済み

指示内容

あなたが田中課長だったら、残り2週間で現実的に達成可能な売上額の算出、不足分を補う施策(優先順位付き3つ)、部長への報告内容を記述してください。

✅ 解答のヒント

期待売上を計算すると、A確度案件(300万×0.9+200万×0.8)=430万、B確度(1,200万×0.7+800万×0.5)=1,240万、C確度(500万×0.3+400万×0.2)=230万。期待売上合計は約1,900万円で、目標3,500万円には約1,600万円不足

施策は(1)確度の高い案件の確定加速(A社検収を今月中に完了させる+B社を書面内諾に持ち込む)、(2)日本精密工業の決裁促進(訪問して直接プッシュ)、(3)三和物産の保守更新の早期確認。部長には「最善ケースで2,500万円、現実ケースで1,900万円」と複数シナリオで報告。


問題3:エース社員の退職申し出(制限時間8分)

状況説明

3月15日(月)昼休み、高橋美咲が会議室に来てほしいと。「来月末で退職させていただきたい。外資系コンサルから内定をもらい、年収は200万円アップです」

高橋は第2課のエース。DB-Nextの営業側主担当で、チーム売上の約30%を支えています。退職の本当の理由は年収だけではなく、「成果を出しても年功序列で評価されない」ことへの不満でした。

与件情報

項目 内容
退職希望時期 4月末
転職先 外資系コンサルティングファーム
年収アップ幅 +200万円
担当案件 DB-Next主担当、三和物産サブ担当
第2課売上への貢献 約30%
引き継ぎ期間 最低2ヶ月必要
中途採用の平均期間 3ヶ月

指示内容

あなたが田中課長だったら、高橋への対話(引き留めるか否かの判断含む)、DB-Nextへの影響最小化策、部長・チームへの情報共有の方針を記述してください。

✅ 解答のヒント

この問題では「引き留め」と「引き継ぎ計画」の両方を同時に走らせるのが合格パターンです。引き留めだけに賭けるのも、即座に諦めるのもNG。

この場での対応:(1)まず傾聴し、不満の本質を確認する、(2)「評価制度への不満」は自分の権限では即座に解決できないが「部長に改善を提言する」と伝える、(3)退職時期について「DB-Nextの引き継ぎを考慮して6月末まで延長できないか」を打診。

並行して:(1)DB-Nextの顧客対応を小林+山本に分散する計画を立てる、(2)部長には今日中に報告、(3)チームへの公表は高橋の同意を得てからタイミングを調整。


問題4:情報漏洩の疑い(制限時間8分)

状況説明

3月15日(月)午後2時、情報システム部から内線。「第2課の中村健さん(派遣)のPCから、顧客リスト(約500社分)が個人のGmailに送信された形跡が見つかりました。送信日は先週金曜18時22分。添付ファイルには顧客名・担当者名・連絡先・取引金額が含まれています」

中村は真面目で問題を起こしたことはない。残業が多く、自宅で作業するために持ち帰った可能性もある。しかし社内規定で「業務データの社外持ち出し禁止」は明文化されており、個人情報保護法上の「個人データ」にも該当します。

与件情報

項目 内容
該当者 中村健(派遣社員・35歳)
送信日時 3月12日(金)18:22
送信内容 顧客リスト約500社(個人データ含む)
法的リスク 個人情報保護法上の「個人データ」該当
外部流出 現時点で外部流出の形跡なし
契約状況 今月末に派遣契約更新の判断必要

指示内容

あなたが田中課長だったら、本日中の初動対応(時系列)、中村への事実確認の手順・配慮、派遣元・法務部・上長への報告と再発防止策を記述してください。

✅ 解答のヒント

情報漏洩の疑いでは「初動の手順」が全てを決めます。感情的に中村を責めるのは絶対NG。故意か過失かは調査後に判断するもの。

時系列:(1)まずPCの隔離・証拠保全を情報システム部に依頼、(2)中村に個別面談で事実確認(「金曜18時頃にメールを送った件について確認したい」と事実ベースで)、(3)法務部・コンプライアンス部に報告、(4)佐藤部長に報告、(5)派遣元・スタッフネット社に連絡。

中村への面談では「あなたを疑っているわけではないが、規定上確認が必要」というスタンスで。決めつけず、事実を聞くのが課長の対応です。


問題5:部長の方針転換(制限時間7分)

状況説明

3月16日(火)朝、佐藤部長から急な打ち合わせ。「来期から第2課は新規開拓に注力してほしい。既存顧客のフォローは第1課に集約する」。社長からの直接指示で、撤回は難しい。

第2課は大東銀行をはじめ28社の既存顧客を抱えており、急な担当変更は顧客満足度低下のリスクがあります。メンバーも既存深耕型が中心で新規開拓の経験は乏しい。

与件情報

項目 内容
既存顧客数 28社(うち事前説明が必要な関係性:20社)
既存顧客の年間売上 約2億2,000万円
方針転換の時期 来期(4月1日〜)
第1課の現在の顧客数 35社
メンバーの適性 山本・高橋は深耕型、小林は新規にも適性あり

指示内容

あなたが田中課長だったら、既存顧客の引き継ぎ移行計画、第2課メンバーの新規開拓向け体制構築案、部長への懸念事項と代替案の提言を記述してください。

✅ 解答のヒント

社長の指示を真っ向から否定するのはNG。しかしリスクを指摘せずに受け入れるのも課長失格です。

合格レベルの回答は「方針は受け入れたうえで、移行リスクの最小化策を提言する」。たとえば(1)主要20社は段階的に引き継ぎ(4〜6月で完了)、(2)DB-Nextの保守運用は一定期間第2課が継続(顧客関係の急変を防ぐ)、(3)小林を新規開拓の先行パイロットとして4月から動かす。


問題6:取引先の経営危機(制限時間7分)

状況説明

3月16日(火)午後、経理部から連絡。「三和物産の直近決算が大幅赤字で、経営統合の噂が出ています。未回収売掛金が2,800万円あります」

与件情報

項目 金額 状況
滞留売掛金(期日超過) 1,800万円 支払督促2回、返答なし
今月末期日の売掛金 1,000万円 入金予定未確認
進行中の追加開発案件 600万円 工程50%、投入済みコスト300万円
保守契約更新 800万円 年度末自動更新の予定

指示内容

あなたが田中課長だったら、売掛金の回収リスクへの対応、進行中案件の継続/中断/条件付き継続の判断、最悪シナリオ(経営破綻)のリスクヘッジを記述してください。

✅ 解答のヒント

この問題のポイントは「噂」と「事実」を分けて対応すること。窓口の木村氏は否定しているが、業界紙に記事が出ている。

(1)今週中に三和物産の経理部長レベルに直接アポを取り、滞留1,800万円の支払計画を確認する、(2)今月末の1,000万円は入金確認を毎日行う、(3)追加開発は「条件付き継続」が妥当(中間検収を設定し、次の300万円分の支払確認後に後半工程に入る)、(4)経理部と連携して与信調査の再実施を依頼、(5)最悪ケースとして貸倒引当金の積み増しを部長に報告。


問題7:ハラスメント相談(制限時間8分)

状況説明

3月17日(水)朝、渡辺萌がおずおずとした様子で。「山本さんの指導がつらくて、正直限界です。毎日『こんなことも分からないのか』と言われ、先週は他の社員の前で『お前に営業は向いていない』と。最近は出勤前に動悸がして、朝ごはんも食べられなくなっています」

山本は大東銀行主担当の重要な戦力。本来の指導係は高橋だったが、DB-Nextで多忙なため3ヶ月前から山本が代行。しかも高橋が退職すれば、指導を引き受けられるのは山本しかいない。

与件情報

項目 内容
相談者 渡辺萌(23歳・入社1年目)
対象者 山本裕介(38歳・ベテラン)
具体的言動 「こんなことも分からないのか」「お前に営業は向いていない」等
頻度 ほぼ毎日、公開の場での叱責あり
渡辺の心身状態 動悸、食欲不振
渡辺の希望 「相談窓口には行きたくない。大ごとにしたくない」
山本の過去 前任課長から「厳しい指導」を注意された実績あり

指示内容

あなたが田中課長だったら、渡辺への対応、山本への事実確認と指導の方法、チーム全体の指導体制の再構築(高橋退職も踏まえて)を記述してください。

✅ 解答のヒント

ハラスメント相談では「相談者の安全確保」が最優先です。「大ごとにしたくない」という渡辺の希望は尊重しつつも、身体症状が出ている以上、課長として放置はできません。

(1)渡辺に対して:まず傾聴、「話してくれてありがとう」と受け止める。来週の業務負荷を下げる(報告書は別の人に振る)。EAPの案内。人事部への報告は「あなたの名前を出さない形で相談する」と伝える。

(2)山本に対して:「渡辺から聞いた」とは絶対に言わない。「最近チーム全体の指導方法について確認したい」という切り口で面談。事実を確認しつつ、公開の場での叱責が与える影響を伝える。

(3)体制:高橋退職後を見据え、小林を渡辺のサブ指導係に配置。山本には技術指導に専念してもらい、OJTの方法論は課長が主導する。


問題8:次年度計画の策定(制限時間8分)

状況説明

3月17日(水)午後、佐藤部長から。「3日後の金曜日の経営会議に、第2課の次年度事業計画・人員計画・予算案を提出してほしい。新規開拓シフトの方針を反映した具体的な数字を。社長が直接レビューする」

通常なら2〜3週間かける計画を3日で仕上げなければなりません。しかも全ての問題が不確定要素だらけの状態で、「実現可能で説得力のある計画」を作る必要があります。

与件情報

計画項目 考慮すべき要素
売上計画 新規開拓シフト後の目標設定。DB-Next保守売上の移管。三和物産リスクの織り込み
人員計画 高橋退職後の補充。中村の契約判断。新規開拓に必要なスキルセット
予算計画 新規開拓の営業経費増。育成研修費。ツール導入費
リスク管理 三和物産の債権回収。DB-Next延期の影響。チーム再編の一時的生産性低下

経営会議の出席者は社長・専務・各部長・経営企画部長。社長は「数字の根拠」を厳しく問い、専務は「人材育成なくして新規開拓なし」が持論。中途採用は最短で7月入社。新規開拓の業界平均受注率は約15%。

指示内容

あなたが田中課長だったら、次年度の売上目標(新規・既存の内訳と根拠)、人員計画(高橋退職・中村契約・新規採用のタイムライン)、3日間の作業スケジュールと関係者調整を記述してください。

✅ 解答のヒント

この問題はセット⑤の集大成です。問題1〜7の全てが「来期計画の前提条件」に影響しています。

売上計画のポイント:既存顧客は第1課に移管するので「新規開拓売上+保守運用(移行期間中)」で組む。新規開拓の受注率15%を前提に、必要な提案件数を逆算する。三和物産リスクは「最悪ケース:800万円減」として織り込む。

人員計画:高橋の後任は中途採用(最短7月入社)。それまでの4〜6月は山本+小林で既存引き継ぎをカバー。中村は技術力があるので更新推奨(情報漏洩の調査結果次第だが、過失であれば指導後に継続)。

3日間のスケジュール:木曜に数字の骨子を作り、金曜午前に部長レビュー、金曜午後に経営会議。完璧でなくていい、「根拠のある数字」と「リスクの見える化」で社長を納得させる。


このセットで見られているポイント|採点者の視点

セット⑤では「複数の課題が同時に発生する状況での総合的なマネジメント力」が問われています。

✅ セット⑤の評価観点5つ

  1. 問題間の関連性を見抜く力――高橋退職がDB-Nextと三和物産と次年度計画の全てに影響することに気づけるか
  2. 優先順位・顧客・調整・数値の同時活用――セット①〜④の能力を複合的に使えるか
  3. 委任とエスカレーションの判断――全部を自分で抱え込まず、適切に権限委譲できるか
  4. 短期と中長期視点の両立――目の前の火消しだけでなく、来期を見据えた判断ができるか
  5. 修羅場での冷静さ――パニックにならず、事実ベースで判断を下せるか

セット⑤でよくある失敗パターン5つ

❌ 失敗①問題を1つずつ独立に解いてしまう

セット⑤の問題は全て繋がっています。高橋の退職(問題3)はDB-Nextの対応(問題1)にも三和物産の担当(問題6)にも次年度計画(問題8)にも影響する。問題間の関連性を無視した回答は大幅減点です。

❌ 失敗②全部自分で対応しようとする

8問すべてに「私が対応します」と書くパターン。課長1人の時間は有限です。「山本にDB-Nextの技術調整を委任」「小林に日本精密の決裁促進を任せる」など、委任と自分でやることの仕分けができるかが合否を分けます。

❌ 失敗③目の前の火消しだけで終わる

バグの修正、売上の確保、ハラスメントの対応――目の前の問題に全集中して、来期計画(問題8)が白紙になるパターン。短期の火消しと中長期の計画を両方同時に走らせるのが管理職です。

❌ 失敗④情報漏洩で中村を即クビにする

問題4で「派遣契約を即時解除する」と書くパターン。故意か過失か未確認の段階で解除判断は法的リスクが高い。事実確認が先、判断は後が鉄則です。

❌ 失敗⑤ハラスメント相談を「後で」にする

「今はDB-Nextの方が優先なので、渡辺の件は来週対応する」と書くパターン。身体症状が出ている相談を後回しにするのは課長としての管理責任の放棄です。即日対応が必須です。


解き終わった後の振り返り方

セット⑤は最難関です。全問完璧に回答できなくても落ち込む必要はありません。大事なのは「自分の判断のクセ」に気づくことです。

インバスケット応用問題の振り返りチェックポイント5項目

✅ 応用問題の振り返りチェックリスト

  • □ 問題間の関連性を見抜けていたか(高橋退職→DB-Next→三和→計画の連鎖)
  • □ 優先順位・顧客対応・関係者調整・数値判断の4能力を同時に使えていたか
  • □ 「自分でやること」と「委任すること」を明確に仕分けできていたか
  • □ 目の前の火消しだけでなく、来期を見据えた判断が含まれていたか
  • □ パニックにならず、事実ベースで冷静に判断を下せていたか
  • □ ハラスメントや情報漏洩など、法的・倫理的リスクを適切に扱えていたか

セット①〜⑤を通じて鍛えた力は、試験だけでなく管理職としての実務そのものです。


本気で合格を目指すなら|学習環境の強化

応用問題は「解いて終わり」ではなく、第三者のフィードバックで自分の判断のクセを修正することが最も効果的です。

✅ さらに学びを深めたい方へ

  • インバスケットの回答テンプレート(応用パターン)の活用
  • セット①〜④の復習で基礎を固め、再度セット⑤に挑戦
  • ケーススタディとの連動学習で、組織課題の分析力も同時に鍛える
関連記事(合格への最短ルート)

あわせて読みたい関連記事

関連記事②(セット①〜④)

✅ くもすけからひとこと

セット⑤をここまで解き切ったあなたは、間違いなくインバスケット試験に立ち向かう力を持っています。

本番では「全て完璧に解く」必要はありません。大事なのは、修羅場でもパニックにならず、事実に基づいて判断し、自分の言葉で根拠を示せることです。

セット①〜⑤を通じて身につけた「優先順位をつける力」「顧客と向き合う力」「関係者を巻き込む力」「数字で語る力」「修羅場を乗り越える力」――これらは試験だけでなく、管理職としてのあなたの一生の武器になります。

焦らず、自信を持って。あなたの昇格試験合格を、私は全力で応援しています。

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